ノビエブレ〜天使の月・日記〜

アクセスカウンタ

zoom RSS 「プライド」を読んで感じたこと。

<<   作成日時 : 2017/06/25 13:40   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

漫画、「プライド」(一条ゆかり)の感想を
ゆっくり書きたいなぁ・・・と思っていたのですが
バイトでくたびれていて、熱意のある間に
書くことができませんでした・・・;

今日は少し時間があるので
感じていたことをちょっと、書きとめておこうと思います。

「プライド」は、「コミックスを買って家で何度も読み返したい!!」
と思うほど熱中したわけではないけど、
共感することが多くて読んでいて楽しい、読みやすい
良質な作品だと思いました。
作品のポリシーに気品があって、美しさを感じられるところが
とても好きです。

私は昔から、少女漫画に登場する
ライバルキャラがも〜〜好きになれなくて(苦笑)、
見ていてムカムカ、嫌〜〜〜〜な気持ちにしかなれなくて
少女漫画というジャンル自体、あまり好きではなかったのですが・・・。
「プライド」にも当然、「萌」という、
強烈な性格のライバルキャラ(というか、もう一人のヒロイン)が
出てくるわけなのですが
・・・何故か、萌のことは見ているのが不快ではなかったのです。

いや、「何故か」って書きましたが
理由はちゃんとわかっているのです。
萌は、ちゃんと、悪いことをした「むくい」を、受けている。
だから、読んでいて、
嫌な気分を引きずったままでいることが、ないのです。
これは、読者にとって、すごく重要なことだと思います・・・!
嫌なキャラだけど、ちゃんと、
自分のしたことの罰を受けたり、
傷を負ったり、
自分の汚さを自覚したりしているから・・・・・・
だから、「コイツ、なんて嫌なやつなの!」と思いつつも、
萌の持っている他の部分には、共感してしまう・・・。
だから、萌を見ていて、結果的には不快じゃない・・・
楽しんで読んでいる、という結果になるんです。
だから、面白い。

普通の少女漫画では
な〜〜んか、ライバルキャラは意地悪し放題、
自分の汚さを全く自覚なんてせず、
我がまま放題のまま許されている・・・って感じが
どうしてもしちゃって・・・・・・。
性格が悪いのに、美人だから取り巻きに囲まれているとか、
好きな人にゴーインに迫っていても、
汚い手段で近づいても、
相手がいい人だから、
避けられることなく、一応、優しく接してもらっている、とか・・・・・・。
なんか、納得がいかない高待遇を受けているような
気がしてならないのです(^^;)
(最近の少女漫画は読んでいないから
どうなっているかよくわからないけど・・・どうなんでしょう?)

「プライド」の萌は、好きな人には素っ気なく扱われているし、
別の恋に生きられる、と思ったら
実はその相手が詐欺師で、酷い結末を迎えるしで・・・・・・
見ていて「ちょ、ちょっとこれは可哀想すぎるかも・・・;」と
思うような目に遭っているので
読んでいてストレスがたまらないんです。
だから、読みやすい、と感じるのです。

これって、凄いことだなぁ・・・・・・と思いました。
作者の先生の、読者の気持ちを思いやる深い気配りから
こういう話のつくり、表現になるのか・・・・・・
作者の先生の、何が美しくて何が醜いか、という
ポリシーから物語が自然に生まれる結果なのか・・・・・・。
どちらにしても、凄い力だなぁ・・・・・・と
尊敬してしまう表現力だと、思ってしまうのです(汗)

一条先生は女性の持つ
女っぽい、動物的なたくましさ、したたかさより
人としての気高さ、心根の綺麗さを
大切に思われているのではないかなぁ・・・・・・?
と作品を読んでいて感じるので、
キャラクターや作品に対して
「すごく綺麗だなぁ、好きだなぁ・・・」
という感覚を自然に持ってしまうんです。

一条先生の作品は「有閑倶楽部」が大好きで、
他のいかにも少女漫画らしい作品は
あまり読んだことがなかったもので・・・
てっきり、「奔放に、恋愛を謳歌する女性」を
肯定的に描かれているのかなぁ・・・と、
勝手にずっと思い込んでいたのですが・・・・・・;
勘違いしていたなぁ・・・と、深く、思いました(>_<)

「プライド」の主人公・史緒も
元・お嬢様だし、
外見はゴージャスな美人だし、
色々と派手な生活をしているように見えるのだけれど
実際は初々しい少女のような純粋さと、
凛とした強い気高さを持った女性で
共感と尊敬心との、二つの思いを持って
好きになることができて、
読んでいてすごく楽しかったのです。

本当だったら、
ゴージャスな美女で、父親に溺愛されている史緒よりも
裕福な家庭ではなくて、母親がだらしのない男好きなせいで
愛情に飢えて歪んでいる萌の境遇に
共感しやすいような気がしてしまうのですが・・・(苦笑)
(あの感情の激しさには、ちょっと共感してしまう。
泣き虫だし・・・(苦笑))
史緒の持っている性格の芯の方に、
共感するし、惹かれてしまいますね。

そういえば、史緒も萌も
同じ相手とベッドを共にするシーンがあるのですが
相手の男性がガウン姿を見せるだけで
史緒や萌はそれらしい姿を一切見せなかったので
生々しくなくて、私的にはすごく読みやすくて
良かった・・・と思いました。
やっぱり先生が、配慮して描いてくださってるのかなぁ・・・と、
こういうところで感じてしまいます。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「プライド」を読んで感じたこと。 ノビエブレ〜天使の月・日記〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる